振袖についてはもちろん、種類や体型に合わせた選び方、より美しく見せてくれる立ち振る舞いについてご紹介します。
振袖一言に行っても「大振袖(本振袖)」「中振袖」「小袖振(二尺袖)」とあります。格式もそれぞれ異なりますので、シーンに合わせて選ぶのが上級マナー。格式が一番高いのは大振袖ですが、袖丈114~125cmとなかなかの長さ。
成人式でも着用されることが多いですが、大振袖よりも少し短い中振袖の方もよく着用されています。
小袖振はその長さからも軽くて動きやすいため、卒業式の袴として着用されることが多いようです。
振袖には、洋服と同じようにデザイナーブランドと呼ばれるものがあります。人気モデルや芸能人とコラボした振袖や、人気洋服店など他ジャンルから派生した振袖など、今は着物メーカーが作る振袖だけではなくなっています。
特に有名洋服店が手掛ける振袖は、そのセンスとデザインが確立されているだけあって好きな人にはたまらないもの。
着物の柄はただ豪華なだけでなく、テーマを持った柄になっています。定番の古典柄から今流行りの柄までさまざまです。
一人一人の体型が異なる為、着物もそれに合わせて選ぶ必要があります。小柄さん、長身さん、細見さん、ぽっちゃりさんと最適な振袖の選び方をまとめてみました。
色や柄で、振袖姿の印象は大きく変わります。洋服とは異なりますので、できるだけNGと言われている色や柄は避け、自分にピッタリのタイプを選ぶようにしましょう。
鏡を見ながら、着比べてみるのもおすすめ。気持ちだけでなく、写真映りも大きく変わる事間違いなしです。
洋装とは違う振袖姿。洋装よりも締め付け感が強いので、慣れていない人ではちょっとした動きも窮屈に感じられやすいもの。着物の特徴をふまえた身のこなしを意識する必要があります。
いつもよりゆっくりとした動きと、袖の扱いを意識するのがポイント。振袖での立ち振る舞いについてまとめてみました。
また、車や電車での移動の際の注意ポイントも。特に車の乗り方は、事前に練習しておくのも良いでしょう。