振袖を着用中に汚してしまった場合、下手に手を出さず、すぐにお店に連絡を入れて処置を仰ぐのが確実。ただ、基本的な対処法は知っておくと便利です。
コーヒーやお茶などの水溶性の汚れについては、ハンカチやティッシュで上から押さえ、汚れを吸い取ります。ファンデーションや口紅などの油性については、触らない方が無難。どこに何がついてしまったのかをお店の方に伝えるといいでしょう。
泥汚れに関しては、濡れている状態で触ると繊維の奥に入りこみやすくなるので、乾いてから泥を落とすようにします。
振袖が汚れてしまった時の基本は、ごしごしと強い力でこすらない事です。
慌ててこすると繊維の奥深くまで入り込んでしまうため、軽く抑える程度に留めておきましょう。
まだ記憶に新しい、成人式に起きた「はれのひ事件」。突然の店側の事情によるキャンセルに、多くの新成人が振袖を着る事ができませんでした。
こうした店側によるキャンセルはそう滅多に起こるものではありませんが、個人間でのキャンセルトラブルは少なくありません。キャンセル料や発生期間についてはお店によって異なるため、購入する前に確認をしておくのが重要です。
クーリングオフ制度が適用される場合もありますが、宅配レンタルの場合では、送った時点でキャンセルが効かなくなることもあり得ます。中には法外なキャンセル料を請求されたこともあるため要注意。
「今だけお得」とか「期間限定の特典」など、常套句に釣られつい焦って契約することがないように気を付けましょう。
振袖レンタルは、一式セットになっているプランを選ぶのが一般的。便利なセットプランですが、なかには「セットプラン利用後に、オプション料金を追加請求された」というトラブルも。
レンタル以外のサービスについては、つい後回しに考えてしまいがちですが、購入前に確認しておくと安心です。